官能評価パネリスト入門(知識編)

官能評価(感性評価、感応評価)のパネリスト(評価者)について役割などを紹介します。
【注意】対象としているのは食品等のパネリストです。触感(化粧品系)や乗り心地(自動車・乗り物系)などのパネリストは若干異なるところがございますのでご注意ください。

官能評価は、装置では測れない属性を人間の感覚器を使って評価する方法です。装置で測定できるがスピード・コストの面で官能評価を採用する場合もあります。

官能評価の弱点は、測定を人間が行うためばらつく可能性があるためです。一方で、ばらつきはパネルトレーニングや統計手法を用いることで適切に処理することができます。試験の実施者は、このような手法を理解し、官能評価の実施計画を立てます。

パネリストの皆さんは、試験実施者が設計した実施計画に基づき適切に遂行することが求められます。

1.「パネリスト」の役割
「パネリスト」の役割とは、サンプルから受ける感覚刺激に対して下記を、試験実施者の指示のもとに的確に行うことです。

1.検出(刺激を有無を探す)
2.認識(刺激の正当性を確認する)
3.記述(刺激の特質を、事実そのままに記し述べる)


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