フィラデルフィアで開催中のPangborn2025も8/21で最終日となりました。
参加していないですがサイトの情報を元に概況報告してみたいと思います。
今年は登録者数1700名となっており大分盛況のようです。
日本からは63名が参加されたようですね。
内訳は下記の様になっており、アカデミックの方の参加が多いようです。
特に東北大学は、大学と大学院を合わせると最も多かったです。
【日本の内訳】
アカデミック:約62%
民間企業:38%
全体を見てみると開催国のアメリカが圧倒的に参加者が多くて31.5%となっています。
2位のブラジルが8.4%なのでダントツですね。
日本の63名は3.7%で7位となっています。
意外だったのはアメリカの隣であるカナダが22位(0.9%)でした。アレの影響かな?
今回のテーマは「Connecting Senses and Minds」で、「感覚と心をつなぐ」みたいな意味合いでしょうか。
ポスター等のタイトルからAI関連のテーマを探してみたところ、20件ほど見つかりました。
タイトルだけで検索したので、実際はもっと多いかもしれません。しかし、近年の生成AIブームを考えると想定より少ないというのが私の印象です。
他、嗜好(liking, preference, etc)関連は人気で75件でした。
テーマとなっているSenseと Mindは少なかったです。
mind:4件
sense:7件
タイトルだけの情報ですので実際の内容と異なるかもしれませんが、嗜好関連の人気は安定していることとAI関連が大きく増加していないというのが興味深かったです。
参加者リストを見ているときに気づいたのですが、1人で複数の著者(Author)になっている方が時々いらっしゃいましたが、最大何本の著者になっていると思いますか?
もちろん全て筆頭著者(First author)という訳ではないですが、トップはなんと11本でした。次いで2位が10本です。このトップ2は、お二方ともニュージーランドでした。3位にアメリカ・カリフォルニア大デービス校の方が9本という結果でした。
1本書くだけでも大変なのに、いやはや驚きです。
本日(8/21 米国東部標準時)でPangborn2025は終了ですが、最終日は次回開催地の発表があります。
さて、次回2027年はどこで開催なのでしょうね