新年度が始まりました。
新入生、新入社員、異動の方は新しい環境のストレスに負けず頑張っていきましょう。
さて、ついにGoogleがにおいの出るサイトを公開した模様です。
画面にちかづいてボタンをクリックすると・・・
さてさて機能の程はご体験ください(笑)
しかし、あながち夢物語というわけではないと思います。日本でも過去にNTTコミュニケーションズが香り配信サービスの実証実験を行ったことがあります。また、iPhone用のにおいセンサーが開発されているようです。
米新興企業、においや風味を認識する「iPhone」用チップを開発
ハンディタイプは日本でも販売されていますが、より身近なiPhoneで測定できるとなると用途が一気に広がります。
実際の使用となると、壁は高いように思います。島津社におい識別装置は10センサー、アルファモス社製は18センサーですが、目的ごとにモデルを構築すると結構大変です。
このチップは約2000センサー搭載ということですが、各種モデル構築の部分でもビッグデータ解析が必要です。
利用例として「口臭」の測定を上げてますが、実用レベルになるためには検出感度・官能データ・モデル構築の3つがポイントとなります。おそらくアメリカ企業なので、においの定義を成分で行うと思いますが、そこ(目的変数)に人による評価(官能評価)データが入らなければ、実際の我々の感覚から離れたものとなってしまうでしょう。つまり、臭くないのに臭いと判定されたり、臭いのに臭くないと判定されるなどの誤判定の問題です。
ま、医療用ではないのでおもちゃ感覚で面白いものになってほしいと思います。
さて、GoogleNoseはいつできるのでしょうか。たのしみです。
※ページ最後に「今日はエイプリルフール」と書いてあるのはお気づきですよね?