今年のPangborn2023は8/20-24にフランスのナンテ(Nantes)で開催されます。
オンラインではなく、リアルなシンポジウムとなりました。
過去数回の開催日程はお盆前だったのですが、今回はちょっと遅めなのでどうしたものか思案中です。
前回の2021年バンクーバー大会はオンライン開催となり、初日に通信トラブルはありましたがとても興味のあるセッションが多かったです。個人的には、TomCarr氏のキーノート(A trip through sensory science from methods to measures to models)が官能評価手法の変遷の生き証人といった内容で面白かったです。
今回はどのようなプログラムになっているのでしょうか。
実は5/11現在で、2023年のプログラム詳細は決まっていないようです。
情報記載のあるプログラムを見てみたところ、8/22にESNが開催する学習モジュールは面白そうです。但し、50名限定で官能評価業務が5年未満などの参加条件があるので若い研究者には良さそうですね。
また、スピーカーとして若いシェフのNais Pirollet(参照1,参照2)が登壇が決まっているようです(リンク先に彼女の動画もあります)。
2023年ボキューズ・ドールの決勝戦(リヨン、フランス)にフランス代表として初の女性にして最年少シェフとして参加しました。
参加決定の時点で24歳ということです。
ちなみに、日本は石井 友之シェフ(アルジェント)が日本チームを率いてボキューズ・ドールに参加されており、24か国中12位(アジア勢最高位)と子供のための料理で特別賞を受賞しました。
日本チームの料理はこちらにてご覧いただけます。
新進気鋭のシェフにはどんな景色が見えているのか興味深く、彼女のスピーチが楽しみです。
円安で価格の上がっている参加費ですが、ディスカウントのある早期予約は5/26迄となっていますので参加予定の方はお忘れなく。