出展情報-日本官能評価学会 2016年度大会(11/13sun)-

11/13(日)に開催される日本官能評価学会 2016年度大会に企業展示いたします。

—【展示予定】——————————————————————————-
・MagicSenseの新モジュール「TCATA」のデモ

・Web上でデータ解析「MagicSense R-App on Web」(参考展示)

・MagicSenseでもデキた!最新手法
-Ideal Map Analysis
-TDL(Temporaol Driver of Liking)

・FIZZのデモ

・官能評価セミナー実施のご案内(FIZZ、SesnoMineRなど企画中)
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今回はアルファモス社が出展しないようなので、FIZZ代理店のテイストテクノロジー社がFIZZのデモ展示を行います。

あまり大々的に宣伝しておりませんが、弊社はFIZZの代理店をしております。

FIZZの販売だけでなく、
FIZZ画面の設計・データ解析のコンサルティングから、
独自の解析ツールの開発(ExcelやRなど)まで請け負っております。

ご興味のある方はお声がけください。

では11/13日本女子大学目白キャンパスにてお会いしましょう。

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食品開発展2016を終えて シックスセンス

思いがけず今年の食品開発展にも出展いたしましたが、まずまずのご好評を頂けたのではないかと思います。
また、本ブログの初期からの読者と会場でお会いできたのも嬉しい出来事でした。

2日目には『活用!「プリファレンスマップを新商品戦略へ」』と題して20分の無料セミナーを開催いたしました。
90名座れる会場になんと「6名」の方に最初から最後まで聞いていただけました。
空席を気にしつつ、6人の視線(視覚)を頂き「シックスセンスだ!」などと駄洒落が浮かんだものです・・・


「6名」の皆様へ
最後まで聞いていただきまして誠にありがとうございました。
もしかして、人数が少なすぎて退室し難かったのではないかと考えてみましたが、ここはポジティブに「弊社のファン」と捉えさせていただきます。
セミナーでは、プリファレンスマップを作成する上での応用方法・注意点などのノウハウをお伝えできたと自負しております。
しかしながら、時間が20分だけでしたので十分にお伝えできたかどうか不安です。

「6名」の皆様には発表の資料(発表版PDF)をお送りさせていただきます。
ご不明点等ございましたらお問い合わせください。


さて、弊社ブースではMagicSenseと解析ツールの新機能紹介を中心に、人工知能の学習システム(DeepLearning)を参考展示いたしました。

MagicSenseのTCATAモジュールも多くのご質問をいただきました。
解析ツールのTDS再集計機能は多くの方に興味を持っていただけました。
まだまだダイナミック官能評価は注目の的のようです。

人工知能の学習システムは、マウスで操作できる下記2つのソフトウェアに絞って紹介いたしました。

・DeepStation(UEI Corporation)
・DIGITS(NVIDIA)

当日はアルファモス社の味覚識別装置Astreeのセンサーデータを学習する様子を展示いたしました。

今回は人工知能システムも展示してしまいましたが、弊社は「商品開発を支援する会社」と考えております。
お客様の要望に合わせて、官能評価を提案したり、人工知能を提案したりと、我々が最適と考える方法を提案しております。
お客様のニーズに合わせた様々な提案をしてまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。

さて今回ご来場の皆様、
お忙しい中弊社ブースにお立ち寄りいただきありがとうございました。
また、ご来場いただけなかった皆様も次の機会にお会いできることを楽しみにしております。

以上、テイストテクノロジー社の食品開発展2016の出展ご報告とさせていただきます。

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出展情報ー食品開発展2016 (10/5,6,7)

食品開発展2016(10/5-7)に出展いたします。

今年は官能評価ソフトウェアMagicSenseの新モジュール『TCATA』『FIZZインポート機能』をデモンストレーション展示いたします。

また、弊社で力を入れている人工知能DeepLearning関連では、学習システムを展示いたします。

去年はTDSブームを追い風に、TDS関連の案件が多かったです。
一方、今年に入ってからはTCATAなどの新しい手法の台頭や、高度な解析手法の普及のためか、解析関連のお問い合わせをいただいております。

皆様にお伝えしておりますが、官能評価を行う上で「データを取得するフェーズ」と「データを解析するフェーズ」の両者を考慮することが重要です。
人工知能やDeepLearning関連でも、ごみデータでもいっぱい入れれば大丈夫と誤解している方がおります。
決してそんなことはありません。

GIGO(Garbage In, Garbage Out)の原則はDeepLearning時代でも通用する原則のようです。

食品開発展のご来場予定の方は弊社ブースにもお立ち寄りください。
皆様のご来場をお待ちしております。

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出展情報ーDrinkJapan2016 飲料・液状食品開発製造展(6/29,30,7/1)

展示会への出展情報をご案内いたします。

今年初めて開催される ”日本唯一の飲料・液状食品の開発・製造展 第1回DrinkJapan”に出展いたします。

今回はセミナーも行います。テーマは「最適風味設計と人工知能」です。

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【出展社による製品・技術セミナー Drink JAPAN】
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日  時: 6月30日 (木) 16:50 ~ 17:20
会  場: 製品・技術セミナー会場 EX-5
タイトル: おいしさ設計の進化-プリファレンスマップから人工知能へ
概  要: プリファレンスマップからディープラーニングなど最新の人工知能技術を用いた最適風味設計のトレンドを紹介。
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ブースでは、官能評価ソフトウェアMAGICSENSEの実演も行います。
MAGICSENSEの解析ツールにTDSデータの新しい解析アプローチを搭載いたしました。TDSデータの解析で行き詰まりを感じている方は是非お立ち寄りください。

ブースでのアポイント希望の方はこちらからお願いいたします

皆様のご来場をお待ちしております。

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客観的嗜好調査法 「消費量計測」 in ベトナム

嗜好調査における尺度にはヘドニック尺度や一対比較、順位法などが用いられます。
上記の手法はいずれも主観的に回答用紙(質問紙法)に回答を記入する方法です。

一方で、客観的な尺度が欲しいという声もあります。

弊社が、いくつかの食品カテゴリで検証をしたところ、特定の食品カテゴリでは「試食時のサンプル消費量」と「ヘドニック尺度」に高い相関関係があることを確認しました。

国内の企業様には、この「消費量調査」の併用をご提案し、採用いただいております。

一方で、この消費量調査はオペレーションがひどく面倒です。
試食前に計量し、試食後に再度計量するのですが、ただでさえサンプル提供をランダマイズしてややこしくなっているところに計量作業が入るため、国内でもオペレーションがしっかりしている調査会社でないと運営自体がガタガタになってしまいます。

そのため海外での実施は難しいだろうなと思っておりました。
実際、タイやベトナムなど東南アジアで行った嗜好調査の話を聞くと、参加者は時間に遅れてくることが多く、スタッフと参加者が雑談を交わしていることも少なくないと聞いておりました(もちろん良いスタッフのいる調査会社もありますよ!)。

今回、ベトナムでの調査の機会があり、また良いパートナーと組むことができたので、「消費量調査」を併用した嗜好調査をベトナムで実施いたしました。

私も初めてのベトナム調査に向けて、調査会場で浮かないようにヘアースタイル・メガネ・服装にこだわり現地に溶け込むよう努力していきました。無事、すんなり溶け込んだのですが、溶け込みすぎて現地のおばちゃんに道を聞かれるほどに・・・

本題に戻りますが、

ベトナム調査は、素晴らしいオペレーションでした。
もちろん結果も期待通りです。

この件から、私は考えを改めました。

適切なパートナーと組めるならば、海外における消費量調査の実施は可能だ

もちろん適切なパートナーを見つけるのが難しいところでもあります。スタッフの質が高ければ価格も高いです。妥当な価格で質の高いパートナーを見つけるのが難しいのでしょうね。一方、価格だけ高くて現地に丸投げという会社もあります。依頼するときには外注先、外注先の管理方法なども確認しましょう。

最後に、消費量調査は運営自体も重要なのですが、調査設計と解析にポイントがあります。

消費量調査および東南アジアでの市場調査にご興味のある方はお問い合わせ下さい。

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【セミナー情報】3/10「Dr. Herbert Stone による QDA Workshop」<アルファモス社主催>

QDA開発者「Dr. Herbert Stone による QDA Workshop」が3/10に開催されます。

QDAは記述型官能評価(Descriptive Analysis, DA)の中の1つの方法論ですが、日本においてはDA=QDAという認識があるほどの人気の手法です(フレーバープロファイルやフリーチョイスプロファイリングなどもDAの手法です)。

一方で、十分な理解がされないままQDA体系の一部のプロセスだけを取り入れたり、大事なプロセスを自己流に変更したりするなど、オリジナルの思想とは異なる使い方も見受けられます。

今回はQDAの開発者であるDr. Herbert Stone自らのセミナーであり、その本質に触れることのできる数少ないセミナーとなっております。

ぜひ、ご参加ください。

セミナーのお申込みおよび詳細情報(アルファモス社サイトへジャンプ)

開催日時 2016年3月10日(木) 9:30~17:00 (受付9:10)
会場 AP品川会議室(東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル 7階)
言語 講演・配布資料・・・英語 / 講演の逐次通訳・・・日本語
対象 官能評価(特にQDA)に従事されている方、またはご関心のある方
定員 20名 (定員になり次第、締め切りとさせていただきます)
参加費 48,000円 (税込) (昼食代込み)
お支払方法 銀行振込 2016年2月29日(金)まで

※本セミナーは、アルファ・モス・ジャパン社が主催するセミナーです。弊社(テイストテクノロジー社)は情報提供のみとなっておりますので、セミナー詳細のお問い合わせはアルファ・モス・ジャパン社にお願いいたします。

オリジナルのQDAを理解するためには、開発者のDr. Herbert Stoneに聞くのが一番だと考えております。

ぜひ、この機会にQDAの理解を深め、疑問を解消しましょう。

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【無料セミナー】まず始めてみようTDS-入門編-(1/21)

【12/18】セミナーへのお問い合わせ、ご応募ありがとうございます。定員となりましたので募集終了となりました。

 

気が付けば12月。ここ数年でTDSへの興味は非常に高まりました。これは次の2つの影響が大きいと考えています。

①日本語の情報入手機会が増えたこと(日本語のTDS論文公開、TDSセミナー開催)
②FIZZやMagicSenseなど日本語対応のTDSソフトウェアの入手が容易になったこと

早めにTDSを導入した会社では、実務においてTDSの活用が始まっております。
TDSの導入と、実務で使うことには大きなギャップがあります。早く始めたほうが実務への移行も早く進みます。

そこで弊社では、「まず始めてみようTDS」と題してTDS入門のセミナーを開催します。
興味はあるがTDSをやったことがない方向けの「入門コース」です。
座学でTDSに関する知識の習得と、タブレットを使って実際にTDS回答を体験していただきます。

タイトル   :「まず始めてみようTDS-入門編-」
日時    :2016/1/21 14:00-16:00(2hr)
場所    :東京
人数    :10名  募集終了
料金    :無料
特記事項 :
セミナーの趣旨から、TDSを使っていない方や企業様を優先いたします。
また、同一企業様からの参加は2名までとさせていただきます。
プログラム:

1.どんなときに使うのか
2.TDS実施の全プロセス(データ収集から結果の出力まで)
3.TDS回答体験-MagicSense試用版-
4.TDSデータの解析(TDSパラメータとTDSカーブの出力)
5.ソフトウェアの紹介(FIZZ、MagicSense)

TDSを実際に使ったことがない方には、よい機会となります。
TDSにご興味のある方はぜひご参加ください。

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新モジュール公開★日本官能評価学会2015年度大会(11/7)に出展

今週末11/7(土)に開催される日本官能評価学会2015年度大会の展示ブースに出展いたします。

今週末に迫っておりますが、当日受付で参加費を支払えば入れるようです。

【日本官能評価学会2015年度大会】

参加申し込みについて

アクセス

ぜひ、ご来場ください。

今回はMagicSenseシステムと新モジュールを展示いたします。

MagicSenseの新モジュールは要望の多かった「Linescaleモジュール」です。
もともとコンサルテーションを受けられた企業様向けには提供しておりましたが、来年より一般向けにモジュールを販売することを決定いたしました。
Linescaleモジュールは、測定モードフィードバックモードの2つがあり、フィードバックモードではQDAなど記述型官能評価のパネル訓練に役立つフィードバック機能付きです。

ぜひ、ご来場の際にはお立ち寄りください。

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★アルファモス社FIZZワークショップ開催★11月27日(金)9:30

アルファモス社が11/27にFIZZワークショップを開催します。

FIZZ Workshop 2015

 

名称 FIZZ Workshop 2015
日時 2015年11月27日(金)
9:30 – 19:00(受付9:00~, 懇親会: 17:00~)
講師 Mr. Andre Arbogast(BioSystemes社)
会場 AP品川会議室
(〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル 7F)
主催 アルファ・モス・ジャパン株式会社
対象 FIZZ製品のユーザー様
定員 40名
参加費 20,000円(税込)(昼食込)
お支払い方法 事前振込

TDS/TIの分析や、分散分析、CATAなど他では聞けない内容となっているようです。

分散分析は前回も書きましたがモデルの設定方法が重要です。恐らく変量効果の件にも言及があるのではないでしょうか。

更にCATAは最近日本では使われなくなりましたが、パネル数が稼げるのであれば有効な手法です。回答者を多数確保できるがパネルトレーニングは難しいという場合はお勧めします。

FIZZユーザー様は、ワークショップへのご参加をお勧めします。

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食品開発展2015を終えて

食品展示会にご来場いただき、誠にありがとうございました。

初出展ながら、出展期間中に4つのご成約をいただきました。誠にありがとうございます。

事前アポをいただいた方には、ブース内テーブルにて十分な説明をさせていただきました。

ブース内にはポスターなどの掲示物が少なかったため拍子抜けされた方もいらっしゃると思いますが、紙資料だけでは十分にお伝えできないため、口頭説明をメインに、紙資料は補助的に使用しております。ご了承ください。

 

さて、「TDSの波は来た!」というテーマの食品開発展でしたが、お客様の興味は、TDSの実施ソフトウェアFIZZMagicSenseにあったように思います。既存ユーザー様もお立ち寄りいただき、様々なお話をさせていただきました。

そのお話の中で、FIZZの解析について気になったことがありましたので書きたいと思います。

FIZZはデータ収集だけでなく、データ解析もこなします。しかも非常に多機能です。官能評価の解析にはFIZZだけで十分でしょう。

ところが、FIZZユーザー様とお話をしていて気になったのが、分散分析(ANOVA)の扱い方です。FIZZ自体は様々な分散分析ができるように設計されているのですが、モデルの考え方を理解していないため使いこなせていないように感じました。

分散分析のモデルには3つのモデルがあります。

1.固定効果だけの、母数モデル(もしくは固定モデル)

2.ランダム効果(変量効果)だけの、変量モデル

3.固定効果とランダム効果の混在する、混合モデル

 

どのモデルを使うかは、因子(Factor)をどのようにとらえるかによって決まります。

官能評価で問題になるのは、パネリストを 固定効果とするか 変量効果とするかです。

固定効果とする場合は、エキスパートパネルが評価し、結果の一般化はパネル内までと考えます。

一方、変量効果とする場合は、ターゲットとなる母集団からサンプリングされたパネルが評価し、結果の一般化はサンプリングされた母集団にまで適用できます。

どれが正しいとは言えず、官能評価の設計者がどのような仮説を持ち、どのようなパネルを使ったのかによって決まります。

FIZZは多様なモデルが選択できるようになっているため、このモデル選択で悩んでいる方が多いようでした。

ご相談された方には、お話を伺ったうえで適切な方法をご提案させていただきました。

多機能なFIZZゆえの悩み、ですね。

 

さて、弊社ではFIZZを使った官能評価の設計から解析までサポート可能です。FIZZを既にお持ちの方も、まだ持っていない方もお困りの際にはお声掛けください。

2015年内のコンサルテーションは埋まっております。2016年からの実施をお考えの方はお早めにお声掛けください。

ソフトウェア(FIZZ、MagicSense)のご相談はいつでも対応しております。デモのご希望などございましたらお気軽にお声掛けください。

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